【やさしい暗号通貨勉強サロン】~取引所にコイン置きっぱなしが危険な理由編~
2019年9月11日 やさしい暗号通貨勉強サロン
From.高峰
第二回目となる「やさしい暗号通貨勉強サロン」。
今回のお題は
”取引所にコインを置きっぱなしにするとなぜ危険なのか?”です。
暗号通貨初心者がやりがちな失敗のひとつに、
購入したコインを取引所に置きっぱなしにしてしまう
ということがあげられます。
特にここ数年頻繁に、取引所からコインが不正流出した!
というようなニュースが流れますよね。
単刀直入に申し上げますと、
現代における日本の暗号通貨取引所のセキュリティは
必ずしも安全とは言えません。
しかし、取引所はASECプロジェクトに
賛同する皆様もかならず通る道となります。
そこで今回は、取引所にコインを置きっぱなしにする危険性と
その理由についてお話ししたいと思います。
(とはいえ、難しい話ではないので最後までお付き合いくださいね!)
なぜ置きっぱなしは危険なのか?
リスク1:ハッキングの危険性
結論から言いますと、取引所から独自のウォレットに
コインを移動していただきたい最大の理由は
「ハッキングの危険性」が高いからです。
これは個人の独自ウォレットでも同じことが言えますが、
昨年行われたある調査によると、取引所の被害額は
全体のハッキング総額の約3.5倍と言いますから、
いかに取引所が狙われているかは一目瞭然です。
ですから、取引所のウォレットから
個人のウォレットにコインを移動させれば
その危険性を少しでも回避できるという訳です。
リスク2:取引所閉鎖の危険性
取引所のウォレットにコインを保管しておくことは、
取引所の運営側にお財布をあずけていることと同義です。
もしも取引所が閉鎖してしまった場合、現在のところ、
利用者に対して預かり資産を返却する法的な義務はありません。
その為、最悪預けている資産を
すべて失うことにもなりかねないのです。
事実、韓国の取引所であるYOUBIT(ユービット)が
ハッキングを受け破産に追い込まれた際、利用者の口座は凍結。
その後、資産の75%しか返却してもらえなかった
ということがありました。
まとめ
以上、簡単ではございますが、
取引所にコインを置きっぱなしにする危険性と
その理由についてお話しさせていただきました。
今後、仮想通貨交換業協会により
損害補償に関する決まりが進展する可能性は高いですが
それはまだ少し先のことになりそうです。
ですから、取引所には最低限の資産のみ預け、
残りは自分のウォレットに移しておいた方が賢明です。
当「やさしい暗号通貨勉強サロン」では、
次回、取引所から個人のウォレットにコインを
移す作業についても解説していく予定です。
それに伴い、
- ・暗号通貨取引所の開設
- ・HBウォレットのインストール
これら2点が必須となりますので、
次回までにご用意いただけますと幸いです。
インストール方法や開設の手続きにつまづいてしまった場合は
弊社スタッフがサポートさせていただくことも可能です。
また、弊社が推奨する取引所等もご案内しておりますので
ぜひお気軽に、弊社サポートサービスをご利用くださいませ。